一、人格完成に努ること

  誠の道、努力の精神、礼儀の作法、血気の戒めを日常生活の導きとし、

  たゆまぬ修行をする事により、人格完成はなされるものである。

一、誠の道を守ること

  誠とは、善と悪の中から、善という真実をみきわめ、善に励む事を意とする。

一、努力の精神を養うこと

  努力とは、その時その時だけの努力ではなく、

  常にたゆまぬ努力を継続するという事を意とする。

一、礼儀を重んずること

  礼には色々ある。目上に対する謙遜の礼、それぞれの道に先駆者に対する尊敬の礼

  上にも下にも礼儀を尽くし、常に自分の人格を示すべく人間性を高める事を意とする。

一、血気の勇を戒むること

  血気の勇とは、単に人をうらやむ心をもって暴力をふることをいう。

  空手道の心とは、人をうらやむ事なく、人は二分の業を磨く目的として、

  斯道に励んでゆくべしの意をいう。